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2012年10月9日火曜日

【本】椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』

この本は最高です。

僕は、長く電車に乗る時、必ず、本を携帯します。
今回、帰郷する時もいつものごとく本を持っていきました。

日々たまっていく『積ん読』から1〜3冊、
その時の気分に適したものを。

今回は、椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』。

ある日、書店に赴くと、旅のコーナーが特設されていて、
その中に、この本も平積みにされていたんです。

何となく、字づら的には、山登りの本なのかなーと思いますが、
この『岳』は椎名さんの息子さんの名前。

つまり『父と子』の本なのです。
これが、ぐっときます。
(がく君は、父のことを『おとう』と呼びます)

新刊かと思っていたら、89年9月初刷り、とあるので、
23年も昔に発刊された書籍でした。
(今も、おとうと呼んでいるのだろうか)

それでも、中身の文体は、つい最近の話であるかのようです。

さらに調べてみたら、『続・岳物語』もあるご様子。
これは、また楽しみが増えてしまった。ウキキ。

椎名作品を2〜3冊、読んでからだと、一層楽しめると思いますよ。

  岳物語 (集英社文庫)

2012年8月19日日曜日

[書評]だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル/馬場正尊、林厚見、吉里裕也

⌘1[追記しました:2012.08.31_文末参照]

近所のブックオフで、物色していたら、この書籍に目がとまった。


だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル


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『だから、僕らはこの働き方を選んだ』
東京R不動産のフリーエージェント・スタイル

馬場 正尊、林 厚見、吉里 裕也
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東京R不動産と聞けば、一度は聞いたことが…いや、
サイトを見たことがあるんじゃないだろうか。

あのサイトは、見ているだけでも面白い。

ああ、ここもいいな。
あ、RENTか…

などと不毛な独り言をした人は多いのではないだろうか。(私もそのひとりです)
ものすごく気になるサイトだったし。

以前に、読んだ
「新しい郊外」の家 (RELAX REAL ESTATE LIBRARY)/馬場 正尊
も、面白かったので(装丁も面白かった。確か記憶では透明のカバーで、はずすと人がいなくなったりした)
迷わず、購入して読むことにした。


うむ、やはり、面白い会社なのだと思った。
こういう組織は、さぁ、やってみようと思っても、
なかなか存続して結果を出せるモノじゃない。

そのような会社は、つくづく稀なのじゃないだろうかと思う。

できれば、失敗談の多くも載せてほしかったなぁと思いつつも、
実践している組織の一部を覗かせてもらえているみたいで、
面白かった。

ほとんど、余すことなく共感できる。
こんな組織が、たくさん溢れたら、日本はもっと面白いのだろうなと思いました。
(日本の何を知っているんだと突っ込まれそうですが)

企業する人、それから、フリーランスの人、
それからクリエイティブ業界で働く人におすすめの一冊だと思います。

個人的には、
・山海塾が出てきたことと、
・タモリさんはやっぱり偉大であると再認識できたこと、
に親近感を抱いてしまいました。笑

それからそれから、
衣食住に関わっているお仕事は、やはりコンシューマとの接点がありありなんだなぁということ(つまり必要とされているという意味)と
『お金をかせぐこと』と『発信すべきこと』は、分別してもいいんだなということを
改めて理解したのでした。

めでたしめでたし


それから、
こちらの書籍の装丁、
帯とカバーの紙の色が微妙に違うのですが、これはわざと、なんですよね?
と聞いてみたいなぁと思うのでした。

⌘1[追記]
この本の版元であるダイヤモンド社さんのHP内に関連記事を見つけました。

▼『東京R不動産×ほぼ日で「働き方」について語りました。』
どちら供に、尊敬の念を抱いてしまう組織ですね。
素敵な対談です。

上記サイト内でも、リンクされていますが、
さらに、ほぼ日さんのサイト内でも、関連記事があります。

▼『21世紀の「仕事!」論。』
_東京R不動産_千葉 敬介さん_10_団地を愛する不動産屋


こちらの記事は、「働き方」というよりは、
「仕事」の中身についてのお話しになります。
より詳しく東京R不動産の魅力が、伝わってくる内容です。

好きなコトが、仕事になっていることが、強烈に伝わってきて、
もっと読んでいたくなります。とても愛があります。
(余談ですが千葉さんが着ているセーター、かっちょイイ、欲しい!)



「新しい郊外」の家/馬場正尊

2012年8月8日水曜日

[書評]2022ーこれから10年、活躍できる人の条件/神田昌典

友達のたくちゃんが、また、『面白い本があるよ』と、教えてくれました。
ぼくは雑食なので、面白ければ、特にカテゴリに縛られることなく、
多ジャンルの書籍に手を出してしまいます。
(余程、今まで偏っていたのだと思います。笑)

なんか、タイトルからして、ほんまかいな〜と思ってしまう本ですね。
自分ひとりの目線だと手に取らないかもしれない本を
近くにいる人がすすめてくれたことが、きっかけで読むのは、
なかなか面白い出会いでもありますね。

それに毎日、200冊ほどの新書が生産される中で、
全ての本に目を通すことは不可能であるため、
このような友達のススメは、良いきっかけであったりします。

さて、こちらです。
神田 昌典さん自体、この書籍がお初でありますが、


2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

何がすごいって自分の『死』に触れたことのある人ってのは、
迫力があります。

『突き抜けた感』『使命感』『脱力感』これらのひとつだけでは成り立たない、
全部を醸し出す【覚悟】みたいなものがあるんだろうな。と、勝手に
感じ取れました。

そんな著者ならではの、視点で、
そしてこれまでの日本を分析した上で見えてくる『周期』なようなものを、踏まえて、
今後の日本がどういうものなのかを教えてくれています。

そして、自分(神田さん)の後に生まれてきた後輩たちに対する【応援歌】のようにも
感じました。
人間というのは、ある程度、経験値を重ねると、
後世に伝えて残していくことを考えるのでしょうかね。

また本文では『日本人』が、世界の中で特殊で、有望な可能性を持っていることも示唆されています。

やっぱり、自分では気づかない&見えていない誰かの視点を知るってのは、
なかなかに面白いもんですね。と、
面白い本に出会う度に、つくづく思うのでありました。


20120803[ラーメン]太陽/高円寺

昼めしに食べた『つけ麺』がさんざんだったので、
夜もラーメンが食べたくなってしまいました。
(さんざんな様子はこちら

歯には歯を。じゃないですが、
食べ物の恨みは、食べ物で返さないと、なんだか精神が落ち着きません。

私の悪い癖かも知れません。
どうにも、心が満たされないのです。

なので、高円寺に向かいます。
(22時を過ぎていたら、高円寺には25時まで空いているラーメン屋と本屋があるのです)

田ぶしさんへ行こうと思ったのですが、
たまには、違うところにでも行くかと、野心が芽生えます。

そして行ったのが、こちら。

太陽(たいよう)
創業三十年とありますから老舗ですね。なかなかレトロな雰囲気を醸しています。
胡麻味噌ラーメン
調子に乗って、半チャーハンも頼んでしまいました。


常連さんのようなお一人様が、ちらほら入ってきます。
随分飲んでるであろう二人の兄さんが、大きな声であーでもないこーでもないと
話していました。

呑めるラーメン屋であります。
味は、うーん。可もなく不可もなく。でした。
(感動するほどではないでしたが、美味しくいただきました)

やはり、初めてのお店では、スタンダードを食さないとダメぽいですね。
なかなか煮え切らないラーメンDayでした。



太陽 (たいよう)
食べログ
03-3339-2738
東京都杉並区高円寺北3-22-12 第6東和ビル 1F
北口より徒歩1分
高円寺駅から95m
11:00~翌2:00
無休

ここ、ほんと便利です。
25時まで開いてる本屋さん

【あゆみブックス 杉並店】
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-7-15 カーニープレイス杉並1F
TEL 03-3318-3771
営業時間 9:00-25:00(全日)

2012年8月1日水曜日

[書評]独立国家のつくりかた/坂口恭平

坂口恭平さん著『独立国家のつくりかた』を読んでみました。


独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

本文を読み進めていくと、
途中で、すんごく言葉の調子(メロディ)が変わったりしますが、
(デスメタル調に。ぼくはデスメタルも好きですが)

基本的に、たくさんのことを教えてくれる書籍です。

何より著者の真剣さが伝わってきます。

僕は、建築を学んでいないので、
デザインとどれぐらい一致した考え方があるか分かりませんが、

すんごく共感できることがたくさん書いてありました。

注目すべきは『ものの見方である』と思います。
ひと言でいうと、著者は、これを教えてくれています。(と思います)


僕が、ものの見方について、知ったのは、
大学3年の頃でした。
それはそれは、衝撃的でした。

視点を変えて見る。
角度を変えて見る。
反対側から見る。
尺度を変えてみる。
まず、疑ってみる。
などなど、

ただただ、これまでは自分の立っているところから見えている風景だけを信じ切っていた。

ある大学講師との出会いで、ものの見方を知った時の
あの衝撃。と、
あの恥ずかしさ。

屈辱。
不勉強さ。
愚かさ。
根拠のない自信。
などなど。

もう、眼から鱗が落ちた。ものだ。

デザイナーや、
何かをクリエイトする人は、そういうものを、
どこかで学ぶ。(*)

学ぶけど、それを生き方で、実践できている人は、少ない。
この著者の坂口恭平さんは、実践できている数少ない人なのだろうと思う。

この考え方は、たとえ実践できなかったとしても、
そういう考え方があるというのを知るだけでも、
今後の生き方に活きてくるものではないかと思う。

ぜひ、おすすめの一冊だと思いました。

それからそれから、
以下に、大学時代に薦められて、とっても『ものの見方』が変わった、
おもしろい書籍とDVDを2つご紹介します。

みなさんも、ぜひ、お手隙に!

かくれた次元
『かくれた次元』
お題のとおり、かくれた次元を知ることができます!

EAMES FILMS:チャールズ&レイ・イームズの映像世界 [DVD]
あのイスで有名なイームズ夫妻の映像作品です。
『Powers of Ten』
『Powers of Ten』の映像は以下のサイトでも見ることができますよ。
 http://www.powersof10.com/film

大学じゃなく、学ぶのが、もっと早ければ良かったのにと、心から思う。

ダンスを導入する前に、デザインを導入してほしかったなぁ…(ダンスを卑下するつもりは毛頭ございません)
『義務教育にデザインを』と切に願っている。
(余談でした。別の機会で述べようと思いまする)


2012年7月20日金曜日

120720_[書評]『大富豪アニキの教え』からのゾウ

先日、本屋に行ったら、この本に眼が引っかかりました。

大富豪アニキの教え



以前、友だちのタクちゃんに
『ものすっごいお金持ちがインドネシアにいるんだよ。知ってる?』
『しかも日本人』
みたいな話をされたことがあって、
僕の小さな脳みそ(頭はでかいけどね)にかろうじてメモリーされていたのが、
ふとよぎった。

ふーん、なるほど、まぁ買ってみるか。

読んでみると、
なんかどこかで読んだ事あるなぁ。
と思ってたら、

『夢をかなえるゾウ』のモデルになった人なんだって。(別の本屋のPOPに書いてあった)
もう、完全にアレやな。(←分かる人には分かる)

夢をかなえるゾウ
これも、イラストだしね


ゾウの方は、TVを最初に見てしまって、
強烈な古田新太氏と、すばらしい掛け合いをされていた水川あさみ氏が、
ほんとにイイテンポで進行されていて。
すっかり癖になって、毎度見てしまいました。

そのあと、書籍も読んでみましたが、
自己啓発本としては、なかなかイレギュラーな面白本でした。
(ファンタジー小説みたいだもんね)

脱線しました。
原型だけあって、すごくフォーマットが似ている気がしましたが、
読み応えのある1冊です。

初心を再認識させてくれるはずです。
うなずけることが、満載です。

ちなみに著者のアニキこと丸尾孝俊氏は本当に実在する人で、
facebookで検索すると本人に会うことができます。

読了するまで本人の写真を見ることなく装画でイメージを着想してたので、
fbで写真を見た時に、ちょっと面白かったです。
(そういう楽しみ方もできます)

それにしても、装丁で表紙にイラストって、
やっぱり結構目立ちますね。

イラストの偉大さを再認識したのでした。


丸尾孝俊
http://anikiwakyo.jp/
http://www.facebook.com/anikiwakyo.max

2012年7月17日火曜日

120714_[書評]デュアルライフを実践する本田直之&四角大輔2人の著書

先日、田舎に帰る前に、時間を持て余したので、書店へ寄ってみました。

池袋駅からのアクセスがよい西武のところにあるLIBRO(リブロ)である。
といっても、実は初めて入ってみた。

これから長距離の移動なので、なるべく荷物になるから
見るだけにしようと思っていたのだが、

平積みの山をチェックしたところ、
3冊の本がどうしても気になってしまい、
やっぱり購入してしまった。(病気だ)

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
1つは、
『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』/四隅 大輔


LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
1つは、
『LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。』/本田 直之

*もう1つは、またの機会に紹介しようと思います。(まだ読んでいないため)

ところで、この2つの本になぜ、興味を抱いたかというのは、
『生き方』に対して、これまでの日本人の考え方とは違う、イレギュラー暮らしを実践されているから。

私たち日本人にとって『生き方』は、震災以降、考えずにはいられないひとつの重要なテーマになったと思うのです。


四隅さんは、知人のテッペイくんからお話しを聞いていたこともあって、
少し親近感を抱いていた(勝手に)こともあり、また最近購入する山系の本に度々登場することもあって、
どういうマインドをお持ちなのか頭の中を覗いてみたかったというのが本音でありました。

一方の本田さんは、以前から好んで観ているNHK(BS)のエルムンドという番組に出演されていたのを拝見し、
そのデュアルライフという暮らし方に、とても憧れを抱いたのでありました。

四隅さんは、ニュージランドと日本、本田さんはハワイと日本、という2つの国を行き来しながら、
生活を実践しているとてもとても興味深い人たちなのであります。

ということで、ほぼ2冊を同時に、交互に読み出してみたら、あらまぁ、あっという間に読了してしまったのでした。

面白いのは、たまたま選書した、お二方だったのでしたが、本書で二人の交遊が発覚。
やはり、繋がっていたんだなぁと、妙に納得出来てしまった。

お二人の脳みそ(書籍)を垣間みて、思ったのは、
やはり『入念な準備が必要である』ということだった。
また『好きこそ ものの 上手なれ』だなとも思った。

そのためには『熱意』と『決意』が必要であることも、教えてくれました。

とてもシンプルなことなのですが、自分自身のことになると、いろいろな余計なモノが知らぬ間に堆積しているのだなぁと、気がつかされる感じがしました。

実践してきたお二人からの
本田さん:『処方箋』と
四隅さん:『エール』だなと
思えた貴重な本なのでした。

実はこういうものもあるんですよとバーテンダーが、すぅっと差し出してくれるような、なんとも処方箋のような本であり、
一生懸命に試行錯誤して積み重ねたできた道を応援しながら、歩かせてくれるような後輩想いの先輩のような本でした。

実践してる人の言葉は、やっぱり【強いなとしみじみ思ったのでありました。


2012年7月14日土曜日

[書評]第一次産業を【学べる】【応援する】マンガ『銀の匙』

ところで、本屋に行くと、何時間でも時間をつぶせるスーさんですが、
当然、結構いろんなジャンルの本を買ってしまいます。

もちろん、マンガも買います。
ということで、久しぶりにガツーンときたマンガをご紹介です。


百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)
『百姓貴族 』/荒川 弘

最近、第一次産業にとっても興味があります。
この『山賊ダイアリー』の後に購入してしまったのが、『百姓貴族 』でありました。

山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)
『山賊ダイアリー』/岡本 健太郎


『山賊ダイアリー』もものすごく面白いのですが、『百姓貴族 』も最高です。
さすがは、ハガレン(鋼の錬金術師)の作者です。
ハガレンの最後も期待以上のクライマックスでまとめていただき、
本当にすごいなぁと生意気にも感心してしまいました。(感動しました)


と思っていたら、
『百姓貴族 』に続き、強敵を出してきました!これです。


銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)
『銀の匙 Silver Spoon 1』/荒川 弘

ちょっと、内容被ってんじゃないのさ、とかはちょっとほっておくとして、
すごく面白いマンガです。
まだまだ始まったばかりですので、完了するまではなんとも分かりかねますが、

きっとやってくれるはずです。(と、ハードルをあげてみることにします)
おススメです。

あ、銀の匙の4巻買わなくちゃ!


2012年7月5日木曜日

[絵本]心からこどもに読ませたい長 新太さんの絵本『ドオン! 』

長 新太さんって知っていますか?

偉そうに上目線で話そうとしてる雰囲気ですが、
僕がその存在を知ったのは、去年のことです。

震災で、一時、東京を離れて暮らそうと(母子だけで)した時に、
救いの手を差し伸べてくれた工藤お母さんなる人が、
僕に良い絵本があるからと、たくさんの絵本を見せてくださいました。

いやあ、ほんとに無知ですみませんと思うことになるのですが、
世の中には、まだまだまだまだ…知らないことがたくさんあるんですね。

素敵な絵本だらけでした。
その中でも、ぼくの心をすこんと盗んでいったのが、長 新太さんの絵本でした。
『チョコレートパン』です。

チョコレートパン (幼児絵本シリーズ)
「なにソレ〜」の後に、笑いがこみ上げてくる。そんな感じです。
それ以来、虜になってしまったんです。

それから、数ヶ月経って、
今度は、母子がカナダへ旅だっている時の事です。
その頃の娘っこのブームが、なぜか『鬼』だったので、

お土産に鬼の絵本を買って行こうと思い、
鬼が出てきそうな本を棚から引き出しては、戻しを繰り返していたところ、
この絵本と出会ったのです。


ドオン! (日本傑作絵本シリーズ)
ドオン! (日本傑作絵本シリーズ) [単行本]
山下 洋輔 (著), 長 新太 (イラスト)

ぼくはジャケ買いというのは絵本ではあまりしません。(たまにしますが)
なんか、そこは、子どもが読むということもあって、なんとなく気をつけてしまっています。
(親って、そんなものなんですかね)

とにかく、中を見てたまげました。
サイコー。
今まで見た中で一番、好きな絵本です。
おすすめです。
(個人的な感想なので悪しからず)

…と、書評をまとめようとしていたら、
ん、今さらですが、著者のところにもう一人のお名前があるではないか。
山下 洋輔

むむ、google先生で調べてみたら、なんと、日本ジャズ界の巨匠ではないか!
げんこつとかひじとかを使って、鍵盤を奏でる人じゃないか!

そういった音楽の世界は、まったくといって無知でありますが、
先日、ぷっと点けたTVで、僕の心の師『井上陽水』さんとコラボしていたのを偶然みた。

たくさんの人と、陽水が絡むのだが、
山下 洋輔さんとは『少年時代』をセッションしていた。
すげえよかった。

そんな山下さんが、僕の画の師『長 新太』さんとも絵本でセッションしていたとは、驚くばかりだ。
この絵本がどういう経緯(いきさつ)で生まれたのか分からんけれども、
なんという素敵な企画なんだろうか。

と。今更ながら、気がついてしまったのでありました。

そもそも、この絵本を手にした時は心の中で『やったぜ』とガッツポーズしたのを憶えている。
こういう、あとで知る、繋がるご縁みたいなものって、なんだか幸せだ。
と思うのでありました。

長 新太  絵本ナビ

山下 洋輔  公式ホームページ

2012年6月30日土曜日

[書評]UL(ウルトラライトハイキング)は断捨離に近くデザインの思想にも近いと思う

ULってご存知ですか?
も最近(ここ1〜2年の間に)知ったのですが、
なかなかデザインに通じるところがあります。


ウルトラライトハイキングと読みます。
ハイキングのひとつのスタイルのことです。


簡単にいうと…『荷物を軽くすること』に特化するスタイルのことです。


『軽くする』ことで、『体力的』にも、『遠く』へも…
一石何鳥にもなる。ということを


近年、ブームにもなった『断捨離』にもよく似ている考え方のような気がします。


デザインを志す人も、
そうでない人も、
もちろんハイカーも、


一度、読んでおくと『ふむふむ…なるほど!』となること間違いなしです。
おススメです。

ウルトラライトハイキング
ウルトラライトハイキング/土屋智哉




〈データ〉
著者である土屋智哉氏主宰のライトウェイトなアウトドアグッズの専門店
『Hiker's Depot』
http://hikersdepot.jp/

▼〈関連記事〉
【トイレ本】ウルトラライトハイキングギア/寺澤 英明

▼〈関連書籍〉

2012年5月26日土曜日

【トイレ本】ウルトラライトハイキングギア/寺澤 英明

ウルトラライトハイキングギア

ぼくは、よく本を買います。

それは仕事柄、装幀デザインをするからという口実もありますが、
単純に『書籍』が好きなようです。

趣味とも言えるかも知れません。
手に持った感触も好きです。
思わず『何色刷りだろうか』とか『この加工は面白いな』とか
『軽いな』とか『太!』とかそんなことを言いながら、

いろんなジャンルの棚を回っては、
いいなこれ。面白そうだなこれ。といって何冊も購入してしまいます。
本屋さんには、何時間でも居座れる質(たち)です

最近では、自ずと気がついたのですが、

僕の中でのカテゴリがあるようでして、
・寝本(寝る前に読む本)
・移動本(通勤やら帰郷時やら山に向かう電車の中などで読む本)
・トイレ本(御手洗いの本棚にスットクしておく本)
だいたいこの3カテゴリに分類されるのであります。

*もちろん、【積ん読】がストックされていきますが…。

ウルトラライトハイキングギア/寺澤 英明 は、
文字通り、ウルトラハイキングにまつわる著者の試行錯誤をこらした
体験ギアレビュー談がおどろく程の量、収録された集大成本であります。

その誠実な姿勢は、研究者のようであり、ウルトラハイキングに捧げてきた著者の熱い想いと時間の厚みを感じる事ができる面白い本であります。
本当に論文を読んでいるみたいで。情報量が辞書並みです。
こんなに安くていいのだろうかと思ってしまう。(¥1,575です)
ありがたや、ありがたや。

総ボリュームはあるものの、ギアごとに、分類された構成なので、
トイレの用を足す時間に調度良いのです。(持ち運ぶには、やや重いし)
(ぼくにブックデザインさせてくれたら、ものすごいウルトラライトな本にしたんだろうなぁとか思いつつ…)

そして、一通りの知識を学ぶことができる、最適な読み物でもあります。

例えば、【火器】については、大体分かったぞ、
次は【スリーピングマット】について見てみよう、だとか
え〜と今日は【タープ】見るかとか。

ちょっとずつ、勉強するのに、持ってこいです。
買いの本ですね。おすすめであります。


2012年2月17日金曜日

120211_猟師と山にくびったけ

South Takao Trekking 南高尾山稜トレッキング
South Takao Trekking 南高尾山稜トレッキング / jetalone



土曜日、暇だったら、↓これにでも行こうかと思っていた。
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畠山千春さん(@chiharuh)の『屠殺ワークショップ』
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FBで高味先生から流れてきた情報だった。

一見、椎名林檎さんの新曲みたいなタイトルにもみえますが、
内容は、いたってシンプルかつ温かいテーマとなっています。
チラシのデザインもセンスよしです。


自分自身の手で、命をいただくことがどれほど大切なことかーー
について畠山千春さんはブログで語られています。
(こころなしか、お名前がピッタリですよね、もろに自然派)

ちょうど、少し前に、たまたま本屋で手にとったマンガ『山賊ダイアリー』
心を奪われていたことも相俟って、
なんだか、ご縁を感じてしまったワタシ。

軽〜い気持ちで行こうと意気込むも、がーん。
定員オーバー。
どうやら、会場のキャパを超えるほどの大盛況ぶりのご様子…

せわしなそう…
ということで、プランBに

今、もうひとつのマイブーム(死語)である『山登り』に方向転換することにした。


さっそく110くんに電話。
僕『パッキングの方法教えて』
110くん『いいよ』

後半につづく


〈関連情報〉
_________________________________________________________
高味先生

高味壽雄先生は多摩美のセンセ。

高味先生のTwitter


▼畠山千春さんのTwitter

▼畠山千春さんのブログ『ちはるの森』


▼『屠殺ワークショップ報告会&ブレスト交流会

▼山賊ダイアリー
▼110くん(イトとよむ)
わたくしの結婚式でスピーチした人、
Booさんのブログ『dub clear mountain』に度々登場する人

*山…もいくつかの要因が僕に影響を与えています。
そのひとつが、110くん、Booさん+37さん。テッペイくん。

▼パッキングとは
山登りする際の荷物の詰め方のことです。
何を入れいるか、どう入れるかは千差万別。
丁度、この時も、つい先日この本を購入したばかりで、影響を受けまくりでした。
↑これ、テッペイくんが出ていましたね、びつくり


2011年9月16日金曜日

いつまでも僕を魅了し続ける『宇宙』モノ作品 BEST 5

Aurora Borealis, the colored lights seen in the skies around the North Pole, the Northern Lights, from Bear Lake, Alaska
Aurora Borealis, the colored lights seen in the skies around the North Pole, the Northern Lights, from Bear Lake, Alaska / Beverly & Pack

わたしは、宇宙好きであります。

もちろん宇宙そのものも好きです。
(先日BSで放送されていたNHK『宇宙の渚』も、ほんとに感激しました。有働アナの宇宙飛行士の古川さんに対する無茶ブリにはヒヤヒヤでしたが、日没や、日本の夜景、オーロラ…もう本当に感動もんでした)

それとは別に、宇宙をテーマにした作品が、本当に好きなのです。
心躍りまくりなのです。

中でも、むしろジャンルというかなんというか、スターウォーズ的な、ぶっ飛んだ先に想像を遥かに越えた世界観よりも、むしろ半歩先というか、もう、すぐそこ に手の届きそうな世界観が好きなのです。ブレードランナー的な近未来的なものとか。(もちろんSTARWARSも大好きですがね)

宇宙の魅力といえば、
なんとなく知りたくとも、まだ全てを知り得ることができない…何か。
しかし、そこには何か大事なメッセージが隠されている…ような。
神秘的、奇天烈、予想外。

それはまるで、初めて海外旅行に来たような感覚。と、
初めて女の子とデートしたときのような感覚。を合わせ持つような、そういう感覚があるような気がしてます。

ということで、 @suuyoshida のオススメ宇宙作品をご紹介します。
観た事ある方は思い出とともにもう一度、秋の夜長のお楽しみにどうぞ。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
〈凡例〉
1. 作品名
2. 作品媒体
3. 作品概要
4. ひとことメモ
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Parasyte 1
寄生獣(1) (アフタヌーンKC (26)) 
▼その一
1.『寄生獣』
2. マンガ
3. 謎の寄生生物と共生することになった、平凡な高校生の数奇な運命を描く。
物 語の発端となる異変は全世界で起こり、人間の頭に寄生して人間を食べる『寄生生物』側、最初は捕食されるがままであったが後に反撃に転ずる『人 間』側、そしてその中間者として存在する『新一とミギー』側という三者の構図が成立するが、話の焦点は日本の一高校生である新一に置かれ る。(Wikipediaより抜粋)
4. 確か、僕の初対面は、高校生の頃。授業中のマンガの回し読みが流行り、僕の順番に。最初は絵が苦手だったのを憶えてる。けどすぐに払拭することになる。設定がもう、はずれようがない。だって同じ高校生が主人公。もう一気にこの世界観にぐっと引き寄せられた。没頭。クラス中で口コミ的に瞬く間に広がった。鳥肌のたつシーンが諸処にアリ。(ちなみに初めて鳥肌がたったマンガといえば『スラムダンク』でした)数年に一度、無性に読みたくなる。映画化に期待!でもスプラッター系に分類されちゃいそう…


ガタカ [DVD]

▼その一
1.『ガタカ』
2. 映画
3. DNA繰作による優秀な遺伝子を持った“適正者”によって、自然な出産で生まれた人間が“不適正者”として支配される近未来。不適正者として生まれたビン セントは宇宙飛行士を夢見ていたが、それは不適正者ではかなわぬ夢だった。しかし、彼は自分の運命を変えるためDNAブローカ一の紹介でジェロームという 青年の適正者IDを買い取る。ジェロームになりすまして宇宙局ガタカの局員となったビンセントはついにタイタン探査船の航海士に選ばれる。だが出発間近に 上司が何者かに殺された事件でビンセントの髪の毛が発見された事から、正体発覚の窮地に立たされる。ビンセントの素性に疑いを抱く女性局員アイリーン。更 にエリート捜査官となった弟のアントンの介入で、彼はますます窮地に追い込まれる。(Amazonの商品説明より抜粋)
4. これまでに観た宇宙モノ作品の中で、一番好きかも。と言っても過言じゃない作品です。キャスティングが抜群。きっとそんなにお金かかってないだろうなと思 うのだが、世界観の作り方が秀逸。センスが抜群。兎に角観てほしい。結構、周囲の方々におすすめしているのだが、浸透しないのは、憶えにくい名前のせいか も知れないね。
ちなみに名前の由来は下記のとおりです。
"Gattaca"のスペルであり、クレジットで強調されるGとAとTとCは、DNAの基本分子であるguanine(グアニン)、adenine(アデニン)、thymine(チミン)、cytosine(シトシン)の頭文字である。
もっと混迷させちゃうか…


プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)

▼その一
1.『プラネテス』
2. マンガ
3. 時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。このため貧困による僻みや思想的な理由付けによるテロの問題も、また未解決である。主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。(Wikipediaより抜粋)
4. 設定がすごいと思う。まったく未知の職業である『デブリ回収業』であるにもかかわらず、なんだかすでに知っていた職であるかのように、すんなり受け入れられた。もっとも自分に身近な宇宙作品だと思う。ストーリーの軸にあるテーマが最高です。(最後まで読めばすぐ分かりまする…)


度胸星 (01) (ヤングサンデーコミックス)

▼その一
1.『度胸星』(どきょうぼし)
2. マンガ
3. 1969年のアポロ計画からおよそ50余年、人類はついに火星に 到達したのである。NASA(アメリカ航空宇宙局)による第4惑星への計画(エンターフォー)は順調と思われた。しかしその矢先、突如として火星と地球の 交信が途絶えてしまう。計画を推し量っていたアメリカは、火星に取り残されたと思われる4人のクルーを救出するため、全世界から新たにクルーの募集を始め る。そして日本ではNASDA(宇宙開発事業団)が全国にクルー候補生を募り、トラック運転手である三河度胸が仲間と供に厳しい選抜試験を切り抜けていく。一方、火星ではたった一人生き残った宇宙飛行士、スチュアートが事故の発端となった正体不明の物体「テセラック」に壮絶な戦いを挑む。(Wikipediaより抜粋)
4. 面白い!と思った作者の別の作品を探し求める…ってことありますよね?そんな導入だったので、期待してなかった(宇宙系じゃないと思ってた)だけに、強烈なカウンターパンチをもらってしまいました。スポ魂的な歯切れよさも併せもつリズム感のある作品で、きっと一気読みしてしまうはずです…打ち切り説があるので、なんとか続編を切望!この想い届け。


宇宙兄弟(1) (モーニングKC)

▼その一
1.『宇宙兄弟』
2. マンガ
3. 2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。(モーニング公式サイトより)
4. なんかスローなテンポだなぁというのが、初見。これじわじわ系です。上で紹介したものとは、またひと味違う作品です。まだ完結していないので、なんとも言えませんが、ヒューマンドラマ的な要素が満載。個人的には、『MASTERキートン』(マスターキートン:勝鹿北星原作、浦沢直樹作画による漫画)のようなジーン感があります。展開も同じような構成で、1章ごとのストーリーの中にメッセージ性のあるテーマがあります。映画化されるようですね…観ないかもですが…


ブロマイド写真★海外ドラマ『Vビジター』/マイク、ジュリー、ダイアナ、ビジター兵士

▼その一
1.『V ビジター』
2. テレビドラマ
3. ある日、巨大なUFOのマザー・シップが地球上に飛来した。人間と何も変わらない容姿を持ったエイリアン“ビジター”は、全人類に平和と友好を約束する。しかし、彼らの真の目的は地球上の豊富な水資源の略奪、そして食料としての人間を捕獲することであった。“ビジター”達の真の目的を知ったレジスタンスは、“ビジター”を撃退すべく行動に出る。(Wikipediaより抜粋)
4. 初見は小学4年生頃だったはず、思えば長編海外ドラマをみたのはこれが初だんたのだなと。映画だと思って観てた。海外ドラマですからね、お決まりの濡れ場があったりするわけですが、色んな意味でドキドキしながら観たのを憶えています。まぁ〜でも恐かった。相当リアル。この作品も大人になってからしっかり観たくなってTSUTAYAで再レンタルしました。なんだかスーパードラマTVでリメイク版が放送開始するらしいですね


作品は順不同です。ほんとに甲乙つけがたい魅力的な作品群ですので、ぜひお楽しみくださいませ。
気がつけば、ほとんどマンガでした。が、これは漫画家の想像力の豊かさを証明してるってことじゃね?ということで。

みなさんのオススメ宇宙作品がありましたら、ぜひ教えてくださいね。


〈さくいん〉
『寄生獣』
『ガタカ』
『プラネテス』
『宇宙兄弟』
『V ビジター』のリメイク版予告トレーラー
・NHK『宇宙の渚』ホームページ
http://www.nhk.or.jp/space/nagisa/
珍しい特典映像ありますよ

『ブレードランナー』
『スラムダンク』
『MASTERキートン』



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