2012年5月26日土曜日

【トイレ本】ウルトラライトハイキングギア/寺澤 英明

ウルトラライトハイキングギア

ぼくは、よく本を買います。

それは仕事柄、装幀デザインをするからという口実もありますが、
単純に『書籍』が好きなようです。

趣味とも言えるかも知れません。
手に持った感触も好きです。
思わず『何色刷りだろうか』とか『この加工は面白いな』とか
『軽いな』とか『太!』とかそんなことを言いながら、

いろんなジャンルの棚を回っては、
いいなこれ。面白そうだなこれ。といって何冊も購入してしまいます。
本屋さんには、何時間でも居座れる質(たち)です

最近では、自ずと気がついたのですが、

僕の中でのカテゴリがあるようでして、
・寝本(寝る前に読む本)
・移動本(通勤やら帰郷時やら山に向かう電車の中などで読む本)
・トイレ本(御手洗いの本棚にスットクしておく本)
だいたいこの3カテゴリに分類されるのであります。

*もちろん、【積ん読】がストックされていきますが…。

ウルトラライトハイキングギア/寺澤 英明 は、
文字通り、ウルトラハイキングにまつわる著者の試行錯誤をこらした
体験ギアレビュー談がおどろく程の量、収録された集大成本であります。

その誠実な姿勢は、研究者のようであり、ウルトラハイキングに捧げてきた著者の熱い想いと時間の厚みを感じる事ができる面白い本であります。
本当に論文を読んでいるみたいで。情報量が辞書並みです。
こんなに安くていいのだろうかと思ってしまう。(¥1,575です)
ありがたや、ありがたや。

総ボリュームはあるものの、ギアごとに、分類された構成なので、
トイレの用を足す時間に調度良いのです。(持ち運ぶには、やや重いし)
(ぼくにブックデザインさせてくれたら、ものすごいウルトラライトな本にしたんだろうなぁとか思いつつ…)

そして、一通りの知識を学ぶことができる、最適な読み物でもあります。

例えば、【火器】については、大体分かったぞ、
次は【スリーピングマット】について見てみよう、だとか
え〜と今日は【タープ】見るかとか。

ちょっとずつ、勉強するのに、持ってこいです。
買いの本ですね。おすすめであります。


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