2012年10月9日火曜日

【本】椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』

この本は最高です。

僕は、長く電車に乗る時、必ず、本を携帯します。
今回、帰郷する時もいつものごとく本を持っていきました。

日々たまっていく『積ん読』から1〜3冊、
その時の気分に適したものを。

今回は、椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』。

ある日、書店に赴くと、旅のコーナーが特設されていて、
その中に、この本も平積みにされていたんです。

何となく、字づら的には、山登りの本なのかなーと思いますが、
この『岳』は椎名さんの息子さんの名前。

つまり『父と子』の本なのです。
これが、ぐっときます。
(がく君は、父のことを『おとう』と呼びます)

新刊かと思っていたら、89年9月初刷り、とあるので、
23年も昔に発刊された書籍でした。
(今も、おとうと呼んでいるのだろうか)

それでも、中身の文体は、つい最近の話であるかのようです。

さらに調べてみたら、『続・岳物語』もあるご様子。
これは、また楽しみが増えてしまった。ウキキ。

椎名作品を2〜3冊、読んでからだと、一層楽しめると思いますよ。

  岳物語 (集英社文庫)

0 件のコメント:

コメントを投稿

Google Website Translator Gadget

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...