20090501 Kanazawa 4 (Light ripple) / BONGURI
今朝、親子学級とやらに出掛けた。
もうすぐ一歳になる娘と二人で、初めてプールに入る。
全部で15組ほどの親子がいる。そのほとんどは、すでにひとりで歩ける子供だ。
歩けないのは数人。恐る恐るも、意外と楽しめてる様子で準備体操をしていた。
が束の間、ひとりの子が泣いたら、娘の顔が歪んで、泣き始めた。
あーぁ。つられてしまったのだ。しかし、なんとか持ち堪え、プールへ。
すっかり、笑顔が戻った時、またさっきの子が泣き始めた。
結果は…またも連鎖。もう笑顔は戻らなかった。
耐えきれず、棄権した。だがしかし火種のその子はプールから上がる気配なく、泣きながらも続けている。
正直、邪魔してくれるなよ!ったく…と怒りが込み上げた。
準備万全にして、休みの貴重な時間とお金を使って来ているのに…とさえ思えてくる。
でも、深呼吸して百歩譲って考えてみた。
この母は、きっと並々ならぬ思いで、この子に向きあい、このクラスに来てるんじゃないかと。
なんか事情があるんじゃないのかと。
例えば離婚調停中で明日から子どもに逢えなくなるとかね。(←考え過ぎ)
とにかく周りなんか気にしてられない…執念みたいなこともあるのかも知れないな、と。と思うことにして割り切った。
というのは、車に乗っていると、よく思うことがある。
とにかくバイクやらチャリが『うぜえ』のだ。
でも一方で、バイクやチャリに乗ってると、車は『もっと気ぃつかえや!』と思ってる。
立ち位置や、視点の違いで、答えも相当ズレてくるんですな。と、
お互い様精神を養うことも大事なんだな と、
と大人の階段をのぼるのでありました。