2011年1月21日金曜日

コミュニケーションの距離

巣鴨 Sugamo
巣鴨 Sugamo / densetsunopanda


最近、やたらと【他人】と話すことが多くなった。

他人というと、疎外感があるが、いわゆる街ゆく知らない方たちのことだ。
何を話すわけでなく、また、いきなり話しかけたりする訳でもない。
もちろんナンパでもない。

理由がある。それは子どもだ。
ウチの子を見て、一番話しかけてくるのは、おばあさんだ。

この子がきっと古風な顔立ちのせいかも知れないが、ダントツに人気だ。
あれま〜なんて言って、一度通り過ぎたのに、戻ってこられることも少なくない。

さらにツワモノになると、触ろうとしてくるので、思わずひょいっと、よけてしまった事もある。(よける必要がない方が大半だけどね)
次に多いのは、同じぐらいの歳の子を持つお父さんお母さん。

目にとまるんだと思う。
総括的にいえば要するに垣根がなくなる感じだ。
これは、なんか急に地域が身近になったし、世間が接近してきた感じだ。

とにかく東京とか現代とかに思う、冷たさとか陰気さ、
他人行儀な感じとか無表情な感覚が、急にまやかしの如く、なくなる。

子どもマジック。

この小さな子がいるだけで空間のムードが変わるのね。
結構な確率で笑顔を向けてくれる。

なんだみんな我慢してたんだね。
顔の筋肉がこわ張ってるだけなんだね。と思った。

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