2012年12月20日木曜日

20121220_人生で一番の不安と悲しみ_02

[前回からの続き]

皆様には、ご心配をおかけしていたにも関わらず、ご報告が遅くなったことをお詫び申し上げます。
引き続き、このカタチでのご報告をさせていただこうと思います。
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(前回記事)
20121204_人生で一番の不安と悲しみ
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それから、たくさんの激励メッセージを、本当に本当にありがとうございました。
みなさんがくれたメッセージの数々は『元気玉』のようでした。
元気玉が実在してくれたら…と本当に思いました。

久しぶりに連絡をくれた友、
祈ってくれた友、
お守りをくれた友、

またDMをくれた友、
電話をくれた友、
かたくなにそっと沈黙してくれた友、
その全ての友に感謝します。
(なかなか、全てに向き合えていなくて本当に申し訳ありません)


以下は、この数週間の間にあった経過についてのご報告です。

なかなか簡潔に書くことができないので、少し長くなってしまいますが、お話できる範囲でできるだけ全てを報告したいと思います。

私たちは息子が搬送された翌日に『望(のぞむ)』と命名しました。
それまで、幾度となく提案してきた名前の候補案を差し置いて、この名前に託しました。

診断された病名は、『重度新生児仮死』というものでした。

それは、NICU(新生児集中治療施設)に搬送された中でも、最も重度の症状でした。

意識不明で、目も開けられず、動くこともせず、自力での呼吸もできない。
心肺停止の状態から蘇生され、心臓だけが唯一望自身の力で動いている機能でした。
それでも、ドクターの話からは僅かな光を受け取ります。
・確かなことは検証の結果がでなければ分からないこと
・母乳が回復に役立つこと
・赤ちゃんは成人とは違って失われた細胞をカバーすること

望(のぞむ)の由来もここにあります。

僕らは特別に24時間の面会が許されました。
後日搬送入院した妻が、自分の回復がままならない中、わが子の面会をする姿は切実なものでした。
毎日、妻子に会いに、義父母と長女と病院へ向かう日が続きました。
次第に妻が回復を遂げます。
大きな施設のある病院へ、子が搬送された2日後に搬送された妻は、
その日から搾乳したのです。
まさしく母親の強さがそこにはありました。

胎盤早期剥離により、緊急手術をした妻も一命を取り留め、
数日前の青白い顔からは想像もつかないほどの超回復でしたが、それでも血液の濃度が半分しかありません…とか言われると、こちらが卒倒しそうでした。
糖や輸血などなど、合計すると20本弱の点滴を立て続けにしました。
足が象のように膨らんでいました。
そんな状態でも、母乳が赤ちゃんの回復に効果があると聞き、身体に鞭を打ちます。
本当に母の強さを感じました。
初めての長期の母の不在を乗り切った2歳の長女も本当によく頑張ってくれた。
そういう毎日が、一日一日過ぎていきました。
僕らにも、感情の波がありましたが、
予定された検査の結果が出るまでは、崩れない様に歯を食いしばることを強く決めたのでした。

子どもが搬送されてから、ちょうど2週間後の12日(水)、
MRIの結果を踏まえての総括をドクターから聞く日となりました。
緊張した足取りで病院へ向かいました。

ドクターは冒頭で、かなり辛い説明になる。
と話され、予想はしたものの、いざ話を前にすると、
私たち夫婦のショックは予想以上のものでした。

聞くまでは、『奇跡』を信じていました。

死を口にしたら、全てが崩れる気がしたからです。
毎日通うことも、数時間置きに妻が搾乳することも、こどもの着替えを新しいものに換えることも、身体に触れることも。

結果は、悲惨なものでした。
『回復の余地がない』
一切の希望が絶たれた瞬間でした。

予想はしていたんです。
しかし、現実になると、また辛く重いものでした。

話を聞いた後に、子どもに会うのですから。
そこに肉体が存在しているのをみると、抑えていた感情が溢れます。しかし何もできない。とても残酷なものです。

親としての僅かな期待は、なくなりました。
今は、ただ空虚な時間だけが流れていきます。

ドクターの話をきいたうえで、親として医療を閉じることができないものかを問いただしもしました。
しかし、倫理的な観点から病院は、動いている心臓を止めることはできず、越境行為であること、罪になることを聞かされました。

つまり、肉体が朽ちるのを待つしかないのです。徐々に命がなくなるのであれば認めるというのです。
現代の日本の医療の問題をそのまま突き詰められたかのようでした。
『尊厳死』と言われるものです。

一方で、ドナーとしての道についても、説明を受けます。

改めて、命がいったい何なのかを考えざるをえません。

やはり、医療という業界を越えられない語りがそこには存在していました。

問題は継続していきます。
肉体としての死を待たなければならない。
延命治療はしないが、安定はしなくてはならない。
肉体があるかぎり、医療を続けなければならない。
空虚な状態の中、見舞いにいかなければならない。(仮に行く必要がないとしても、僕らは行かないわけにいかない)

たくさんの矛盾がある中で、この医療行為が継続されて行きます。

今もかなりショックですが、継続していくことを考えるショックもかなりのものです。

このままでは、家族の身体が持たない。(特に母親が)とも、ドクターに相談しましたが、結果は全く変わらないものでした。

ドクター自身も、何もできない。きっとそういう事態なのだと思いました。

いつ来るか分からない『看取り』が来たときに、今回のひとつの終着があるのだろうと思っています。

僕たち吉田家が、元のような生活を取り戻すには、まだまだ時間がかかりそうです。

ですが、乗り越えられる未来を、今は信じています。

どうか、みなさん見守っていてください。
この一方的な報告で本当に失礼します。
そして、激励、本当に本当にありがとうございました。
くじけそうな心に活力の火が灯りました。

それから、会社のみんなには、
本当によくしてもらい、感謝の言葉しかありません。たくさん助けてもらいました。この場をかりて、お礼申し上げます。本当にありがとう。
普段、なかなかお礼が言えないのですが、
改めて友達や会社の仲間の存在に助けられているのだなと実感しています。

経過報告は以上となります。

***
なんというか、なかなかまとまりのない文章ですが、
この報告がただの報告で終わることなく、

知ってもらえることで、
同じような悲しみを事前に防ぐような知識になってもらえればいいなと思っています。

胎盤早期剥離は、妊婦には突然誰にでも起こりうる病です。
医師もなかなか事前に判断することが難しい病です。
現に妻も出産予定日を控えたひと月前まで、検診を続けてきておりましたが、
まったく問題がなく順調そのものでした。

お友達の中には、今まさにお腹に赤ちゃんがいる方がいると思います。
どうか、ぜひ注意してあげてほしいと思います。
みなさんの出産を無事にお祈りしています。

また報告させていただきます。

2012年12月5日水曜日

20121204_人生で一番の不安と悲しみ

タイトルにあるような事が、今起っています。
突然の報告で失礼いたします。

どういう方法で周囲の方々にご報告するのがよいのか、
すごく悩んだのですが、BlogやSNSを通してのご報告をはじめの一歩とさせていただくことにしました。

ぼくも妻も、今は、なかなか立ち直れるか分からない不安と悲しみの中にいます。
今後、みなさまと直接お話できる機会があるかも知れませんが、
その機会の前に、みなさまにご報告できれば、ダメージが最小限になるのではないかと判断したためです。

今後の僕たちの回復には、周りのみなさまの力が不可欠だと思っていますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

また、この度は、私の急な不在により、たくさんのプロジェクトに多大なご迷惑をおかけし、
本当に申し訳ございませんでした。プロジェクトの関係者のみなさまには、ご理解をいただき、本当に助けていただきました。回復にはもう少し時間がかかりそうですが、もう少しだけご理解を賜れればと思っております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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先日、妻の実家へ帰郷していました。
里帰り出産のために長らく生活の拠点を実家に移している妻と娘に会うためです。

予定日を約ひと月後に控えたぼくらは、楽しいひとときを過ごしていました。
しかし、突然、妻の様子が急変しました。
実家の周りを散歩していた時です。

破水したまでは良かったのですが、出血を伴っていました。
すぐさま、実家へ戻り、妻は自ら、かかりつけの病院に電話をし、指示のもと急行しました。
僕が運転し、義母が付き添い、妻を乗せて車を走らせました。

長女を出産した時の記憶が蘇りました。
僕がいる時で良かったな。などと思いながら、
このままの様子だと明日には産まれてるだろうと心が踊っていました。

病院に着き、妻を先生に託すと、
仄かな緊張が少し溶けて、僕と義母は気持ちを高ぶらせながら、廊下で待っていました。

しばらくすると、先生が廊下へ出てきました。
その真剣な面持ちから、緊張が舞い戻ってきたのを憶えています。
『もしかしたら、子どもが危ないかもしれない』というのです。

『このままではお母さんが危なくなる』
『総合病院に搬送するかもしれない』
『搬送するのに時間が掛かり過ぎる』
『ここで手術して、子どもを取り出します』
先生は、妻の主治医を呼び出したり、総合病院への連絡を取り合いながら、
時間のない中で、説明をすると、すぐに手術室の中へ入っていきました。

この時の時間は、自分が生きている心地がしなかったし、
待っている時間が本当に長く感じました。

次に聞いた先生の言葉で、完全に血の気が引いたのを憶えています。
『なんとかお母さんの方は救えたはずですが』
といわれた後、
『お父さん、中へ入ってください』といわれました。

そこには、取り出された息子が、
真っ白な状態で心臓マッサージを受けていました。
1・2・3・4…というかけ声が反復していました。

泣き声もなく、身体も微動だにせず、医師の行うマッサージの反動で身体が揺れているだけでした。
その後駆けつけたレスキューの人による指揮で現場の雰囲気が一変しました。

心臓を動かす薬を投与して、マッサージを続けながら総合病院の方へ救急車で搬送することになりました。
妻の容態を全く知らないまま、義母に託し、僕は息子について行くことにしました。

それからの時間は、本当に浮遊した時間でした。
ドクターから話を聞けたのが、4、5時間後だったと思う。

まだ名前をつけていない息子でしたが、
書類では、事務的に子どもの名前を書くように促されたり、
待っている間に、へその緒だけが手元に届いたりして、
順序だてて考えることができない時間だった。

その後、心臓が少しずつ回復し、自分の力で鼓動するようになったという。
しかし、依然厳しい状態であることなど、嘘のない説明をドクターから聞くことになった。
この時、初めて妻の病名を聞いた。胎盤早期剥離。

説明の取りこぼしがないよう、僕を迎えにくる妻の両親にも、
再度話してもらえるようにドクターにお願いした。
自身が意外と冷静であったことにも驚いたが、すべてがすでにパニックであったので、備えた。

妻の元へ戻れたのが、午前2時過ぎだったと思う。

『命』というものが、どういう定義でかたちを成すものなのか…
この場では議論できませんが、
息子は数日が経った今も、意識不明の状態でいます。

妻は、手術後に驚異的な回復を見せて、今は安心できるほどの状態になり、
つい先日、退院することができました。

僕は明日から、一度、会社に復帰します。
まだ不在になることが多く、ご迷惑をおかけすると思いますが、
よろしくお願いいたします。

今後の報告もこの場でしていきたいと思っております。
息子の回復をお祈りいただければ幸いです。
しばらくの間、妻はなかなかみなさんに返答するのが難しいと思いますので、
何かありましたら、僕の方にお願いいたします。


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(続き)
20121220_人生で一番の不安と悲しみ_02
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2012年11月11日日曜日

次は1年後かも…ステキ無敵アクセサリー【Ryui】_あさきゆめ展@青山


Ryuiさんの個展に、行ってきました。

【Ryui】(リュイ)というブランド知っていますか?
ステキ無敵アクセサリーだと思います。

僕がこれから結婚するとしたら、間違いなく指輪、こちらで創ってもらいます。

ぼくが、女の人だったら、間違いなく身につけると思います。

ぼくが、男の人だったら、間違いなく最愛の人にプレゼントすると思います。

そして今日の予定が、まだ決まってなかったら、間違いなく行くと思います。

今日までです。
だって、次のコレクションは、1年後だから…



Ryui 2013 Collection あさきゆめ

Raum 1F
東京都渋谷区5-39-12
11:00–19:00


Ryuiの素敵さが分かる作家さんのコメントを見つけてしまったので、紹介しますね。

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フリーデー初日、沢山のお客さまや友人たちが来てくれてほんとに嬉しかった。

展示会前はいつも不安で押しつぶされそうになるのだけど、今回も本当に沢山の人が足を運んでくれて、心から感激しています。嬉しいですとても。とてもとても。有難う。

買ってくれるかどうかはその先の話で、何よりも自分たちの作ったものを見るためにこんなに沢山の人がわざわざ足を運んでくれることが、また次に向かって頑張れる力に変わるのだと思います。

今まで半年に一度のペースでこういった形での個展をしてましたが
実は…来年からは少し余裕を持ったものづくりをするべく、個展は一年に一度に減らすことに決めています。

その分、昨年から増え始めた個人オーダーやウェディングリングのご依頼などにもより注力出来ればいいなと。

つまり次回のこういった形での個展は1年後!です。
自分たちで決めておいてなんだかさみしい!

ということで、明日の最終日、お時間有りましたらぜひぜひ足をお運びください。

11時〜19時まで、青山Raum1Fでお待ちしています。
どうぞよろしくお願いします。

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ここに載せた写真、作品やコレクションの様子の詳細を、
あえて靄っとさせてます。
だって、実際に見てほしいから。

ぜひに。

Ryuiの名前の由来も、素敵です。
ぜひ展示会場に足を運んで、作家に直接聞いて見てください!


Ryui
http://www.ryui.jp/

2012年11月6日火曜日

20121104_武蔵野うどんライド

武蔵野うどんライド
突然ですが、みなさん、武蔵野うどんって、ご存知ですか?


オーナーの個性が光ります。ロードからMTBまで様々。
遅刻したワシのが最前列に…ビギナー向けのtokyobikeです。
ウィキペディアによると、
東京都多摩地域と埼玉県西部(かつての武蔵国の入間郡と多摩郡)に伝わるうどんのことである。…とある。

武蔵野国の御当地グルメであります。
小5から高卒まで川越〜所沢間を生活テリトリーとしていたにも関わらず、私、初耳でした。

つい、この前の土曜に、初めて知りました。

そういえば、アイツ、何してるかな?
ふと、友達の顔を思い出すことありますよね。

ついメール。
すると、明日、うどんライドするからくれば?とのお誘い。が返ってきました。

何それ?と私。
要するに自転車で、うどん屋を三軒ほど、はしごする。とのこと。

面白そぅやんけ。
という、出来心(というか食い意地?)で参加を表明。
集合時間は、東村山にある『ますや』オープン時間の11時。

Google先生で調べてみると、ふむふむ40分くらい。(車時間で)
鵜呑みにしてました。

全然、着かない。
距離にすると20km弱。
遠ーい遠いぃ。

案の定、遅刻。
舐めてました。
みなさんをお待たせしてしまいました。ごめんなさい。(強く反省)



それでも、みなさん、やさしい方ばかりで、ののしる人ゼロ。大人です。
『余裕』って大切ですね。
皆さんが、さぁ、くうぞ。という時に、なんとか到着。

すべりこみ注文です。

これが、一軒めの『ますや』さん。
皆は『いつもの!』と注文したようで、遅れてきたぼくも『おんなじやつでいいのね?』というおかみさんに、頷きます。
ということで、品名がわかり兼ねますが。
きっと、これ、天ぷらうどんですよね。


麺、もっちもち。

一件目ですからね、皆さん完食です。ペロリ。

いい味出してます。風情あり。

遅れてきたウメ。阿佐ヶ谷Drawbarオーナー。高円寺に2号店もあります。

さて、お腹を満たしたところで、
本日二人目の遅刻者が到着。
ウメです。
くる途中に故障→チャリ屋で修理600円→合流。一時は電車でくるかも。と。
(来られても困ると周平。笑)


お腹減ったよ〜というウメに続き、二軒めへGo
1キロぐらい走ると、すぐに着いてしまいました。



二軒めのお店は『㐂作(きさく)』
ちょうど、お昼時なこともあって、賑わっています。
ちょっと待ちましたが、お腹が満タンな僕らには、都合が良いかもです。


満タンですが、せっかくのうどんライドですから、二杯めを。


肉汁うどんを注文。
これが、いわゆる武蔵野うどんにあたります。
つけ麺の発祥とも云われているので、面影あります。

あったかい肉出し(きっと豚)スープに、コシの強い太麺(うどんですからね)をつけて食べます。
鴨南蛮に近いですかね。

つるつるののどごしが最高です。
僕の好みとしては、こちらの㐂作さんのうどんに軍配が上がりました。


良い出汁でてるわ〜



なんか、鍋が多いなぁ。と思って、お店の方に伺ったら、すべてうどんが入っているそうです。
鍋焼きってことです。すごいラインナップ。

他にも、珍うどんがたくさん。

さて、三軒めですが、
結構お腹がパツンなので、ちょっと小休憩。

ということで、近所の梅津邸へ。

TANNOY 良く知りませんが、名器っぽい。

すごいオーディオシステムだ。スピーカーひとつが、冷蔵庫並みだ。
高校生以来のお邪魔でした。
懐かしいですね、友達の家の実家って。
当時の記憶が蘇ります。

さて、三軒めは、
『ごろう』
いい味だしてる平屋のお店。



ものすっごい、そば愛。




今回の三軒の中で、いちばん艶やかで、透明感がある気がしました。
しかし、僕は、脱落しました。
ので、写真は友のうどんをパシャリ。


はじめは、ノーマルタイプのうどんを注文していた皆も、
三軒めとなると、やや異なる路線のうどんを頼んでいました。
上の写真は、辛味うどん。

大根おろしと、かいわれが、サッパリ。思いのほか辛いとのこと。


お漬け物の塩味が引き立てます。

脱落者3名が頼んでいた『お汁粉』
しかし、これもうどんの白玉。
一応、うどん。

結果、3軒3杯のうどんを食べ尽したのは、8名中2名。
2.5杯が2名。(3杯めを半分ずっこ)
2杯が4名。…でした。

もう、これ以上は食えん。と、
西武遊園地を越えて、
狭山湖へとひた走ります。燃焼。
この爽快感をみよ!みんないい顔!
(ウメは一足先に離脱)

こんなにチャリ漕いだの初めてかも。
いやはや、こんなに近くに、こんなロケーションがあるとはね。
狭山湖。いい。


富士が見えます!

うどんライドを締めくくる絶景でした!


より大きな地図で 武蔵野うどんライド を表示


もう、足がぱんぱん。
山よりも、足にきたかも。

うどん、美味しかったなぁ。
第二弾は、ウメ企画『立ち食い蕎麦ライド』らしい…

[奥付]
今回の企画者:MuddySox
*MuddySox[マディソックス]は周平とKENくんが運営するJANDD(ジャンド)正規代理店

参加者:
クロ
no.la.(ノラ)MAC夫妻
KENくん
周平
ウメ
ツヨポン
私(スー)

一軒め:
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10
042-393-9481
11:00-18:00
月曜休

二軒め:
㐂作(きさく)
東京都東村山市野口町2-29-15
042-393-1877
11:30-14:30
月・火曜休

三軒め:
ごろう
東村山市多摩湖町1-29-1
042-393-7241
11:30-15:00
月曜休

2012年10月19日金曜日

【山】スマホ用手袋ならノースフェイスよりもOutdoorReseach

去年だったか…

登山用に手袋が欲しくなり、
色々と物色。

中でも気に入ったのがノースフェイスでした。
手のひら部分のグリップも遊び心があるし、
色も好み。さらに、スマホもOKで言うことなし。

と、思いきや、
購入時に、しかと確かめたのにも関わらず、
スマホへの感度が、どんどん鈍くなり、しまいには、反応なしに。

ハイク中にパシャリと撮りたいのに、
いちいち右手をはずして撮る始末。意味な〜い。

かわいいのに、残念〜
THE NORTH FACE / E-Knit Glove

ということで、
感度の高い手袋を探し求めていたのですが、
去年は、スマホ対応商品のラインナップが少なく。断念。

今年は、豊富!
その中で、好みのモノがあったので、
即購入しました。今度はOR。

抜群の感度です!(今のところ)

OUTDOOR RESERCH / BIOSENSOR LINERS


2012年10月9日火曜日

【本】椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』

この本は最高です。

僕は、長く電車に乗る時、必ず、本を携帯します。
今回、帰郷する時もいつものごとく本を持っていきました。

日々たまっていく『積ん読』から1〜3冊、
その時の気分に適したものを。

今回は、椎名誠さんの『岳物語(がくものがたり)』。

ある日、書店に赴くと、旅のコーナーが特設されていて、
その中に、この本も平積みにされていたんです。

何となく、字づら的には、山登りの本なのかなーと思いますが、
この『岳』は椎名さんの息子さんの名前。

つまり『父と子』の本なのです。
これが、ぐっときます。
(がく君は、父のことを『おとう』と呼びます)

新刊かと思っていたら、89年9月初刷り、とあるので、
23年も昔に発刊された書籍でした。
(今も、おとうと呼んでいるのだろうか)

それでも、中身の文体は、つい最近の話であるかのようです。

さらに調べてみたら、『続・岳物語』もあるご様子。
これは、また楽しみが増えてしまった。ウキキ。

椎名作品を2〜3冊、読んでからだと、一層楽しめると思いますよ。

  岳物語 (集英社文庫)

2012年10月4日木曜日

東京駅_地下街グランスタの【はせがわ酒店】


 何かと話題の東京駅ですが、
実際にリニューアルした東京駅を見た人のお話を聞いたところ、
すごくいいらしいですね。

さて、最近、新幹線に乗ることの多い僕ですが、
少し前にリニューアルした東京駅地下街のグランスタをよくぶらついています。


その中でも、はせがわ酒店、ちょっと休憩するのにすごくいいですね。
酒屋の横に、バーが併設されていて、
ちょっと腰掛けて一杯とつまみを。


三種盛りとか、豆腐とかが300円〜あって、適量っす。

だいたい新幹線に乗る前って、
ちょっと、思ったよりも早く着き過ぎてしまって、
思いのほか、持て余すこと多いんですよね。

15分くらいの隙間にちょうどいいんです。ここ。
だいたいいつも、ここで水とお酒を1本ずつ購入して(車中用に)
カウンターで一杯。

これが定番化しつつあります。

みなさんも、出発前の一休みにいかがですか?

▼はせがわ酒店(グランスタ店)
http://www.hasegawasaketen.com/shop/gransta/

2012年10月3日水曜日

【らーめん】四ツ谷_こうや

そういえば、以前から通っているお店なのに
どういうわけか、記事に取り上げていない…


より大きな地図で また行きたいラーメン屋MAP を表示

会社のご近所にあるラーメン店です。
四ツ谷界隈では有名な老舗店です。

突然、こいつが食べたくなるんす。

『こうや』さんです。
夕方に行くと、あっと言う間に、満席になってしまうほど。
金曜日の夜にいこうもんなら、きっと入れませんね。

見た目ほどは辛くない。でも辛いですけど。そして熱い。

「呑めるラーメン屋」
最近でこそ、このようなスタイル多い気がしますが…
こちらのこうやさんは、きっと元祖的なルーツの先端にあるような気がします。

四ツ谷に来た際には、ぜひ。

すり胡麻、キュウリ、ネギ。このトリオ最強。

ちなみにぼくのオススメは
・皿わんたん
・温つけ麺
です。


たまにタモリさんが通っているとのウワサ…

2012年9月8日土曜日

20120811_ねぇ、【南部裂織】って知ってる?

さて、最近は、よぅく、妻の地元へ帰郷します。

帰郷できる田舎が在る人を羨んでいたぼくにとっては、
結婚で田舎ができるとは、思ってもみず、
棚ぼた的な嬉しさがあったりします。

そして、東日本大震災によって、家族会議の下、
母子の疎開を決めたことで、結果的に失われてしまった家族の時間を過ごすため、
取り戻すように、せっせと娘っことの時間を作っている今日この頃です。


今回の帰郷では、
十和田市現代美術館で行われていた『アートな体験!夏休み手作りワークショップ』に行ってきました。


この日、開催されていたのは、『天然ねんどでクリーム作り』と
『南部裂織(さんぶさきおり)』

娘っこと一緒にできる前者の方をやるつもりで、訪れたはずでしたが、
『南部裂織』の織り機を見た時に火が付いてしまいました。
以前、道の駅の工房にお邪魔した時に、いつかやってみたいなと思っていたのです。



先生にご指導を受けながら、
早速、チャレンジ。


予め、織り機にセットされている赤い縦糸に対して、
横糸を入れては、ガシャコンと織っていきます。

横糸を挟む>串状の器具を手元まで下ろして>木のヘラでトントンと整えて
>足首に巻いた紐をグイっとたぐり寄せて縦糸を上下に入れ替えて…





横糸として使う端布の束。細く裂かれた布が玉のように積んである。どれをチョイスしてもよいのです。

センセが実演しながら教えてくれます。実はこの先生、妻と妻の母の恩師でもあり、地元ではみんなの先生なのです。『もぅ、歳がばれちゃうわ〜』とお茶目な先生です。

自分が織った所を切り離すところ。切った時、織り機からすこんと抜けてしまうと、セットするのに大変なので、抜けてしまわないように結びながら止めます。


出来上がり。コースター大ほどの大きさ。

はい。これで完成です。
お話しながら手を動かしていたので、
30分くらいかかったかも知れませんね。

『あら、素敵な配色だわ』と褒めていただきまして、
有頂天になりました。
やっぱり、伝統的に土地に残っている工芸品は魅力的ですね。


続いて、本題のクリーム作り。
こちらは、お子様が多かったです。
みんな黙々と作業していました。


作るクリームの種類が2つほど選べました。
我々が作ったのは『手作り蜜蝋クリーム』
(もうひとつは、なんだったか忘れてしまいました…)

黙々。混ぜまぜ。

カメラのフィルムケースに
決められた分量の素材を測っては入れ、測っては入れ、
混ぜ混ぜ。

手が、絵。〈妻・作〉

ラベルを貼って、完成!
こちらはおよそ15分くらい。

ワークショップは、受講料どちらも500円です。
東京だと倍くらいの感覚ではないでしょうかね。

人の少なさや、会場の広さ、料金、話しやすさ…
田舎の魅力は結構たくさんありますね。
と想う、ワークショップでした。

十和田市現代美術館ワークショップ詳細情報

南部裂織保存会

南部ってどこのことだろうと思って調べてみました。
青森県は『津軽地方』『南部地方』の2つに区分される。
一般的にみんなが思い描く「ねぶた祭り」などは津軽地方の文化なのです。

南部地方は、『下北』『三八上北』とさらに2つの区分に分けられます。
まぐろ漁で知られている大間とかが下北ですね。

この美術館の位置する十和田市は、三八上北(さんぱちかみきた)です。


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