2012年1月21日土曜日

カナダ・マニトバ_川面の氷上で魚釣り

2011年の暮れからお正月まで過ごしたカナダ・マニトバでのことです。
ホストグランパのハワードが、釣りに連れて行ってくれました。



ここ、一見草原に見えますが、なんと河の上。

そして、ポツリポツリとあるのが、なんと小屋なんです。移動式の。

凍った河の上にドリルで穴を開けて、釣り三昧の日々を過ごすために、
トレーラーで運んでくるんだそうです。

思い思いのお手製の小屋で数週間過ごすんですね。
ハンドメイド感満載で、カタチもそれぞれユニークでかわいい。

中には、煙突付きなんてのもたくさんあって、
大丈夫なの?溶けないの氷。と心配になってしましますが…大丈夫みたい。

↓コレ見てくださいな、グーグルマップで見ても、河がカッチコチです。

大きな地図で見る

 それに砂糖をふりふりしたお菓子のようです。



釣りをするには、ライセンスなるものが必要なんですね。
乱獲を防ぐために、厳しく取り締まっているご様子。保護ですね。

近くのスーパーなどで、ライセンス料を支払います。
お一人さま、3,000円ぐらいだったと思います。
1年間有効とのことですが、たった1回の釣りであっても必要です。
もったいないけど、せっかくですから。


なかには、四駆で乗り付けて&ハイテクテント派の人もいます。
























一度やってみたかったんですよね。
こういうの。

この穴から想像するに、ワカサギみたいなちっこい奴を想像しますが、
30~40センチほどのでけぇのが釣れるようです。

氷の厚さは、20センチぐらい。
中は水が流れてるわけで、なんか不思議。

そして、こどもたちは、やっぱり元気です。
こちとら落ちるんじゃないかと、ヒヤヒヤ。




僕ら、ご一行。それにしても、広大な景色。




左がグランパのハワード。右がセッティングしてくれたジョー。
何しろ力強くて、かっこよいんです。

みんなが来る前に、さくっと1人で先に行って、
ドリルでガガガガっと4つ5つ川面に穴を開けて、
餌をつけた釣り竿をひょいひょいとセットして、
イスをどこからか持ってきて、さっ、どうぞというわけです。

それをマイナス15度の環境下でやっっちゃうわけですから。
僕なんか、歩くだけで精一杯…
ジョーみたいな男に強い憧れを抱きます。
ちなみにジョーの職業はプログラマー。理数系自然派なんてカッコ良すぎですから。




奥さんも挑戦。

























ほら、この重装備。弱そうでしょ。
ぎこちなっ!

露出してる顔の部分だけが、どんザムですが、それ以外は意外と平気。
しかし、子供はすぐに冷えきっちゃうので、30分ほどで退散です。

この後、2時間ほど頑張りましたが、1匹も釣れず…という敗退でした。
それ以上は、身体が持たなかったと思う。

いやー、でも、アウトドアって最高ですな。

マイナス15℃のところに突っ立っているだけだと、
身体の芯から、ドン冷えになりますね。

初めて、背骨が寒いという経験をしました。笑



こっちの人たちは、みんなシロクママークのSORELというブランドの
膝下まであるような防寒防水のブーツを履いていますね。
カナダのウィニペグ空港に着いた初日にアウトドアショップに直行し、
『これ買った方がいいよ』という奥さん。
またまたご冗談を。と思いましたが、結局のところ、滞在中、一番活躍したアイテムになりました。
まさに郷に入っては郷に従えというヤツですね。

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