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東京駅発『はやて』。これを撮影した時は、この後のアクシデントを知る由もない… |
アクシデントこそ旅の醍醐味…とはよく言ったものですが、
またしてもポカをやってしまった。
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今回のおみやは『はらロール』薄々気がついていたが『はらドーナツ』の姉妹店なんですね。基本のはらロール『白巻』、美味しそうな『黒蜜きな粉』、彩りのきれいなオレンジ色の『グレープフルーツ』(後から知ったけど新発売)を購入してみた。
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いつもなら仕事中の20時台ですが、アサヒスーパードライでお先に乾杯であります。
お供には『秋田比内地鶏めし弁当』
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嫁の実家への帰郷時のことである。
すでに何度も訪れているにも関わらず、下車駅を間違えてしまった。
しかも最終便の下り新幹線(便は飛行機か)
リカバーできる列車はもうない。(←当たり前)
それでも、間違えに気づくまでにしばらく時間がかかった。
『な〜んか 雰囲気違うなぁ』とは思ったものの、改札口の向こうにいつも迎えにきてくれる義父の姿がないことに、違和感を募らせつつ、『駐車場かなぁ』と向かった先の景色が別物だったので、『んん⁈ 』となった。
極め付けは、JRのおじさんたちがそそくさと店終いをはじめてるなか、2つしかない券売機の上の路線図を眺めた時だった。
『ゔっ…』
蒼ざめたというよりも白けたが近い。
降りる駅を間違えたことに気がついた。
『七戸十和田』(しちのへとわだ)で降りるつもりが、何を思ったか2つ前の『二戸』(にのへ) で降りてしまった。
どうしようもないのは、切符を購入する時点ですでに間違えてしまっていたこと。
切符にも当然『二戸』の文字が印字されている。
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間違えて購入した東京→二戸間(写真は、かえり用) |
思い込んでたね。完全に。
購入する時、みどりの窓口のお姉さんが『二戸』(←すでに間違え)を
『八戸』(←さらに間違え)で切符を用意してきた時に気がつくべきだったのだ!
あれはサインだったんだなー
(本来行くべき駅は『七戸十和田』です)
店じまいしていた二人の駅員のおじさんに事情を話すと『う〜ん、切符見せて』と。
とりあえず、その場で間違えている帰りの分を払い戻し⇒再予約とテキパキ。
その間にもう一人のおじさんに、これからの相談…
プランA●ビジネスホテルに素泊まり3000円ちょい+始発の新幹線
プランB●タクシーだと3万超え
との事。
ひぇー、そんなにかかるの?
新幹線の一駅恐るべし。
後で嫁に教えてもらったら『二戸は岩手県だよ』とのこと
間違えなくプランBだな。
と思いつつ、お礼を言って、
とりあえず真っ暗になる前に(駅が消灯する前に)急いでタクシー乗り場へ行くと
…ぽつんと1台。
『うぉぉぉ、心の友よ〜』(←心の叫び。ジャイアン風)
とりあえず聞いてみる
私『ここから十和田までおいくらぐらいかかりますかね?』
タクシーのおじさん『十和田?う〜ん1万ちょいぐらいかかるっぺ』
私『(え、3万じゃないの?)お願いします!』
タクシーのおじさん『お客さん、危なかったべ、もう二、三分してたら、俺も引き上げてたべよ、最終だもん』
『おれさ、かあちゃん、十和田からもらってるべから、十和田のことよく知ってんのさ。今、かあちゃんに電話してきいてみんべ』
…結果、その母ちゃんも知らない地名の住所だったのだけど、
タクシーのおじさんは、『近道すっか』と言って幾重の山道をぐんぐん飛ばしてくれた。街灯ひとつもない、まぁぁっ暗な道は、タクシーのヘッドライトの範囲しか見えない。
カーナビが付いているのに1度も使ったことがないと思われるおじちゃんは、
ほとんど的確に近くの駅まで連れてきてくれたのでした。あれは神業だね。
お家へはiPhone先生がすんなり、『マップ』標準アプリでナビ一発。 無事到着。
メーターは1万7000円だったけど、猫バス並みのファンタジーでした。
方言って、緊張感を取り払ってくれるし、ど偉い安心感を与えてくれるなぁとしみじみ。
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二戸市(岩手県)〜十和田市(青森県)間
*後日キャプチャのため機内モードや時間は当日とは無関係です。 |
50キロ間を1時間弱で届けてくれたんじゃないかなぁ。
嫁は ゲラゲラ笑っていました。
しかし、『二戸』の次がなんで『八戸』で次が『七戸十和田』なんでしょう。
2→8→7って。規則性なし!最後なんて、七と十で数字2つも入ってるし。
紛らわしいし。(いいわけ)
迎えにきてくれた義父さん義母さん、ごめんなちゃい!
助けてくれたおじちゃんたちとiPhone先生に乾杯!
いつもアクシデントに見舞われるも、人様に助けられて大事には至らないで済む、私なのでした。
本当に感謝です!
* 会話の方言は正確ではありませんのでご了承くださいませ。