2011年2月23日水曜日
万が一
Toyota Himedic - Tomica / emrank
嫌だ!
いう反抗的な態度さえも、嬉しく思えてくる。
昨日だって、泣いてることさえ、意思が見えて嬉しく思えたほどだ。
子どもの苦しむ姿は、本当に痛々しい。もう味わいたくない。
なんの事かと言えば、昨日の朝、具合の悪い娘を病院へ連れて行った。
連れて行ったことで、安心していた。ら、夜中に急変。
高熱が出てしまい、ひきつけを起して、びくんびくん身体が波打つ。
身体が揺れる度に漏れる声が、無機質で、感情が伝わってこない。
動転しながら、必死になるが、抱き寄せるぐらいしかできない。
泣きながら妻が救急車を呼ぶ。
来る間も白目を剥いたまま、痙攣してしまって、一向に回復しない。
これは、もしかしたら本当にヤバイかも知れないと本気で思った。
駆け付けてくれた救急隊員の対応は素晴らしかった、とにかく落ち着いていた。
受け入れ先の病院がなかなか決まらないので、少し苛つく。
受け入れを拒まれつづけたあの不穏なニュースが頭を過ぎったりする。
結果的には、誰もが経験する症状であることが分かった。
対応した先生の白衣から覗く青い機関車トーマス柄のシャツにしても、
医療関係者の精神力には頭が下がる。
それでも、万が一があったらと、iPhoneのビデオカメラで録音しておこうと手をのばしていた僕。(後で確認したが全然とれていなかったけど…)
幸い何事もなく、まだ熱は下がらないが、重たい瞼を一生懸命開けてヨレヨレしながら遊んでいる。
こういう経験を多くの親がしていることに気づき、よくやっているなぁと想う。
先輩方、すごい。
まだ体験していない親御さんに伝えられるとすれば…
• まず衣服を緩めること
• 顔を横に向けて吐物などが詰まらないようにすること
• 気を確かに持つこと
だいたい5分くらいで落ち着いてくるようだが、ウチのケースのようにそれ以上続くようであれば迷わず119を。
ひきつけを起こしていても、息はできなくなることはないとのことです。
熱も40度までは珍しいことではないようです。
41度を超えるようであれば違う病気の可能性があるので、その時も迷わず119を。
それにしても、ライフセーバーの免許でも取得すべきじゃないかと本気で考えていたら、妻も同じことを言っていた。
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