2012年8月8日水曜日

[書評]2022ーこれから10年、活躍できる人の条件/神田昌典

友達のたくちゃんが、また、『面白い本があるよ』と、教えてくれました。
ぼくは雑食なので、面白ければ、特にカテゴリに縛られることなく、
多ジャンルの書籍に手を出してしまいます。
(余程、今まで偏っていたのだと思います。笑)

なんか、タイトルからして、ほんまかいな〜と思ってしまう本ですね。
自分ひとりの目線だと手に取らないかもしれない本を
近くにいる人がすすめてくれたことが、きっかけで読むのは、
なかなか面白い出会いでもありますね。

それに毎日、200冊ほどの新書が生産される中で、
全ての本に目を通すことは不可能であるため、
このような友達のススメは、良いきっかけであったりします。

さて、こちらです。
神田 昌典さん自体、この書籍がお初でありますが、


2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

何がすごいって自分の『死』に触れたことのある人ってのは、
迫力があります。

『突き抜けた感』『使命感』『脱力感』これらのひとつだけでは成り立たない、
全部を醸し出す【覚悟】みたいなものがあるんだろうな。と、勝手に
感じ取れました。

そんな著者ならではの、視点で、
そしてこれまでの日本を分析した上で見えてくる『周期』なようなものを、踏まえて、
今後の日本がどういうものなのかを教えてくれています。

そして、自分(神田さん)の後に生まれてきた後輩たちに対する【応援歌】のようにも
感じました。
人間というのは、ある程度、経験値を重ねると、
後世に伝えて残していくことを考えるのでしょうかね。

また本文では『日本人』が、世界の中で特殊で、有望な可能性を持っていることも示唆されています。

やっぱり、自分では気づかない&見えていない誰かの視点を知るってのは、
なかなかに面白いもんですね。と、
面白い本に出会う度に、つくづく思うのでありました。


0 件のコメント:

コメントを投稿

Google Website Translator Gadget

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...