2012年7月20日金曜日

120718_「伊藤勝一 ユーモア アンド ウィット」展に行ってきました


伊藤勝一さんの展示会に行ってきました。

さて、伊藤勝一さんは、大学の恩師です。

大学にはいろんな先生がいましたが、
勝一さんを悪くいう生徒は、いなかったなと記憶しています(笑)

この日は、ほんとに暑かったんですよね。ここに来るだけで汗びっしょり。


その理由がそのまま、今回の展示のタイトルになっているんじゃないでしょうか?
「伊藤勝一 ユーモア アンド ウィット」展

ぴったりです。
ぼくが、一番最初にはじめて先生の作品を見た時の感想も『ユーモア』でした。

こういう風に自分がつくっている核、いわば軸になっている『テーマ』と
それを見て人の抱く感想が、一致していることって、単純に大切だなと思ったりします。

当たり前の事なのかもしれませんが、
あいつは◯◯だもんな。の◯◯こそ、自分の代名詞やキャッチコピーですもんね。


全部で7、80点近くあったのではないでしょうか。ここ半年くらいで描いたというから驚きです。

『君は何をしたいの?』
開口一番、勝一さんがぼくに問いかけてきました。

う〜む。深い問いだなと思いながら、ごもごもしていると、
『絵を書くチャンスがあるかも知れないから、自分から行かないとな』と
背中を押してくれました。

デザイナーという仕事を改めて考えさせられた言葉でした。
その昔は、大学のデザイン科も『図案科』と呼ばれているぐらいで、
描くことすべてに関わることが、いわば当たり前の世界だったのだと思います。

メタボの人魚だそうです。笑


赤い丸がついているのは、すでに売約済み。
やはり、いいなと思うものが売れちゃってることが多いですね。
ということは、世間様と感覚が共有できてるってことですね。
デザイナーにとっては、うれしい感覚でもあったりします。



今はどうでしょう、
どんどん細分化してしまって、
境界線を引いてしまって、
なんかレイアウトだけをしているような感じしませんか?

なんとなく絵や写真は、高尚なモノとして遠ざけてしまっている気がします。
ちょっと、原点を見つめ直すいい機会となりました。



おなかの辺りのシミは汗です。ぜんぜん汗がひかない。
先生『このカメラ、レンズどこ?』の瞬間を捉えた写真です。ちなみにiPhoneです。


最後に記念に写真撮らせてもらいました。
ほら、元気そうでしょ。勝一さん。

22日(日)までやっているそうですよ。
元気な先生に会って、カツを入れてもらうといいんじゃないでしょうか(笑)

「伊藤勝一 ユーモア アンド ウィット」展

会 期:2012年7月16日(月)~22日(日)
時 間:午前10時30分~午後18時00分(最終日は16時まで)
会 場:ギャルリーソレイユ
住 所:東京都中央区京橋2-8-2
tel.03-3567-6827
交 通:銀座線京橋駅6番出口より徒歩1分


KATSUICHI ITO DESIGN OFFICE

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