この本もわが家の【トイレ本】です。
この表紙のシルエット、ズルいです。
素敵過ぎます!
面白いわけです。そもそも、ご夫婦ふたりで、世界に旅に出るだけでもすごいですが、
なんと自転車で行ってしまったわけです。
しかも、タンデム自転車で。1台ずつではなく、です。
タンデムというのは、二人で乗る自転車のことです。
ペダルが連動してるので、一緒に漕がなくてはなりません。
(まぁ、正確にいうと1人でも乗れる自転車なのですが、一人で乗るには重い、二人が腰を下ろしたら、ペダルを漕ぐしかないですもんね)
*代々木公園とかでレンタルしてるので、興味のある人は乗ってみてください。結構インアパクト大です。
面白いんです。
そして、日記形式で一つの国を通過する時のお話が掲載されているのですが、
何より面白いのが、『一成さんの日記』と『トモ子さんの日記』が交互に出てくるの所です。
もう、この2つの視点の切り替えフォーマットを知った瞬間に
お気に入りになってしまい、すぐさま、わが家の図書館(棚)に収蔵されたのでした。
読み始めは、頭から少しずつ読んでいたのですが、
最近は気分で、たまたま開いたページを読んだりしています。
国ごとに分かれている読み物なので、短編集のような読み方ができます。(僕だけかも知れませんが…)
まだ最後まで読んでいないので、どのような結末なのかは不明でありますが、
いずれにせよ、(うずうずしながら)チョイ読みが楽しめる本です。
2010年04月に出版された本なので、今現在のお二人の行方が気になりつつ、
早く読み終えたい衝動と、全部読むのがもったいない気持ちが交錯する
不思議な本でもあります。
おすすめであります。
皆さんのお家のトイレに一冊!
余談ですが、この本と出会ったのは、
西荻窪にある旅の本屋【のまど】さんでした。
http://www.nomad-books.co.jp/
素敵な名前の本屋さんですが、セレクトも味わい深い素敵な本がズラリです。
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